オーストラリアドル円の為替レート予想
雇用情勢の悪化を材料に、先週12日に一目雲下限を割り込み下値を模索する展開が続いていた豪ドル円は、15日に58台前半まで下押し後に、61円台まで反発してきた。61.60付近に雲下限がキャップしており、本格上抜けを確認するためには同水準をしっかりと超える必要がある。年明け6日に68.25付近の高値を記録してから、15日の安値58.10まで10円強の大きな値幅を記録しており、調整幅もそれなりに大きいと思われるが、60-62円の間は11月から12月にかけてしばらくボックス相場として繰り返し取引が行われた水準であるため、オーストラリアドル円は、戻り売り圧力も強いことが窺える。対ドル相場では、22日に雲のネジレが観測されていることもあり、対円よりも先行して相場が動き出す可能性もあり注意しておきたい。