ユーロドルの為替レート予想
先週0.50%の利下げが決定されたが、トリシエ総裁から「インフレ率は下期に上昇を再開する」見込みが示されると、 1.30台前半まで急落していたユーロドルは、大幅利下げ観測が後退したことで翌16日には1.33台ミドルまで反発する動きを見せた。一目均衡表雲上限を挟んで荒い動きとなったが、今週は20日にトレンド転換を意味する雲のネジレが生じることで、再び振幅の大きい相場を覚悟する必要がありそうだ。1.3350近辺は相当量の戻り売りオーダーがあることが確認されたが、その上にはストップロスオーダーも控えており、上値では同水準の攻防に注目したい。下値では、心理的節目となる1.3000、そして雲下限1.2930辺りが重要なサポートレベルとして挙げられる。