ユーロポンドの為替レート予想
先週末は0.9080から0.8800まで大きく下落し、実体部の長い大陰線を記録した。今週のECB理事会にて利下げが行われるとの見通しが急速に広まったため、慌ててユーロを手放す動きが加速し、一目均衡雲上限を割り込んだところでストップロスを巻き込みながら下落幅を広げた模様。1月9日と1月16日の安値0.8835-40をダブルボトムにして戻り高値を試す流れとなったが、先週末はその水準を下回ってしまったため、今週のユーロポンドは改めて下値を試す可能性が強まっている。雲下限は今週緩やかに上昇する傾向となっているが、その雲下限を下回るとさらに下値を試すことも考えられるため、値ごろ感から買い参入で臨むと大きな怪我を負うことになる。